単純にjarが一つではないので、jarを選ぶ必要がある。

「インタフェース」と「実装」がそれぞれ必要

ライブラリを用いてロギングを行う場合は、
まずこの2種類のライブラリをそろえる。

ロギング実装は数多く存在するため、
それに対応するインタフェース用ライブラリもいくつか存在する。

「SLF4J」と「Logback」を対(つい)にして扱うのはそのため。
1つだけで使うことはしない。

ArrayListインスタンスの変数をList型で定義するように、
インタフェースに対してプログラムするのが基本。

ロギング実装ライブラリだけを導入しても、実はロギングは可能。
ただ、少しでも広く構えておけるように

代表的なライブラリは次のとおり。

ロギングインタフェース用ライブラリ 「SLF4J」「Commons-logging」など
ロギング実装ライブラリ 「Logback」「Log4j」など

必要なjarを把握する。

特にSLF4Jの方は、
様々状況に対応するためにいくつかのモジュールに分割されている。

全てをやみくもに取り入れるのではダメで、
利用しているフレームワークなどを基準にして選択が必要。

どのjarが必要なのかは公式サイトで図となっているので、
これを見れば大体分かる。(→こちら)

Maven or ダウンロード

「Maven」or「サイトからダウンロードする」で必要なjarファイルを準備する。

Maven

<dependencies>
  <dependency>
    <groupId>org.slf4j</groupId>
    <artifactId>slf4j-api</artifactId>
    <version>1.7.5</version>
  </dependency>
  <dependency>
    <groupId>ch.qos.logback</groupId>
    <artifactId>logback-classic</artifactId>
    <version>1.0.13</version>
  </dependency>
</dependencies>  

ダウンロード

SLF4J、Logbackともにダウンロード用のzipファイルが用意されているので、
それを持ってくる。

  • SLF4J本家サイトのダウンロードページ→こちら
  • Logback本家サイトのダウンロードページ→こちら

zipファイルを解凍すると途方に暮れるほどjarファイルが沢山あるが、
前述のように、必要なjarだけをコピーする。

構成例

記載されているバージョンは、
2014年3月1日現在で最新のもの。

SLF4J+Logbackのみの場合

標準的な構成で使用できる。

プロダクト 必要なjar
SLF4J slf4j-api.jar
Logback logback-classic.jar、logback-core.jar

Springの場合

Springではcommons-loggingが使われているがSLF4Jで置き換えることが可能。
「jcl-over-slf4j」を加える。

プロダクト 必要なjar
SLF4J slf4j-api.jar、jcl-over-slf4j
Logback logback-classic.jar、logback-core.jar
Maven
<dependency>
  <groupId>org.springframework</groupId>
  <artifactId>spring-context</artifactId>
  <version>${spring.version}</version>
  <exclusions>
     <exclusion>
      <groupId>commons-logging</groupId>
      <artifactId>commons-logging</artifactId>
     </exclusion>
  </exclusions>    
</dependency>
 
<dependency>
  <groupId>org.slf4j</groupId>
  <artifactId>jcl-over-slf4j</artifactId>
  <version>${slf4.version}</version>
</dependency>
<dependency>
  <groupId>ch.qos.logback</groupId>
  <artifactId>logback-classic</artifactId>
  <version>${logack.version}</version>
</dependency>

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